このたび、東日本大震災および長野県北部の地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申しあげます。そして、尽力される各方面のスタッフやボランティアの方々、自治体の方々、原発を立て直そうと不眠不休で対策されている方々、心より応援致します。
株式会社ネクストマジックは、微力ながら、加盟団体であるコンピュータ利用促進協同組合(CCP)を通じて、支援物資及び義援金のご提供をさせて頂きました。今後も、復興の促進のために当社やCCPの技術が必要とされるならば、例えばIP電話の技術が必要であれば、是非貢献して行きたいと考えております。
そして、このたび、弊社が開発する無線メッシュ技術 Bubble Mesh の開発が間に合わず大変申し訳ございませんでした。Bubble Mesh は、本来はこのような大規模震災の際にSOS信号を如何に届かせるかということが、開発のそもそもの動機であり、当社創業の動機そのものでした。しかし、創業して年月が経つと、受託開発の傍らで開発が遅々となり、製品は完成しないまま時間が経ち、今回の震災に間に合いませんでした。弊社技術が何の役にも立てなかったことを深く深く、お詫び申しあげます。
このBubbleMesh技術について、少しお話しさせてください。もともとBubbleMeshは、SOS信号を必ず遠くの相手に飛ばす通信技術として、10年以上前の当社創業前から、有志で研究していました。