コンセプト
1. はじめに
(株)ネクストマジックは「人の思考活動を効率化する」製品・サービスを開発するため、 2001年6月に創業されました。人の「課題発見〜解決」までの思考プロセスを「情報」と「通信」の2つの側面から分解して、それぞれの要素間の結合スピードを早めたり、飛躍させたりするためのエッセンスを提供します。

2. 情報の分解、整理、伝達
思考プロセスでは、上図のような1〜4のステップが繰り返され、各ステップには情報の (a)分解 (b)伝達 (c)結合 の子プロセスがあります。各プロセスでは、情報の「翻訳」「選択」が必ず行われています。ネクストマジックでは、このような思考プロセスの共通部分に着目して、各々の子プロセスの効率を極大化させる製品・サービスを開発します。それらを各ステップに応用して、最終的に、課題発見〜課題解決までの全思考プロセスの効率を極大化させます。
3. 情報の種類
価値のある情報は「形式知」と「暗黙知」の2種類に大別されます。いずれの情報にも、必ず「送り手」と「受け手」がいます。インターネットの時代、今は「全員送り手、全員受け手」が理想ですが、そのインターネットを支える情報システムは未だ中央集権型であり、主に送り手が単一で、形式知を保管・伝達するに過ぎません。暗黙知は未だ、伝達しづらい構造になっています。また、暗黙知は、人間同士の気長なコミュニケーションによって伝達されるものです。送り手も受け手も多様で、時には入れ替わります。現在の情報・通信システムは、このようなコミュニケーションに最適ではありません。ネクストマジックは、人間のコミュニケーションに最適化したネットワークを提供します。いずれにせよ、「形式知の効率的な伝達方法」、「暗黙知の効率的な伝達方法」が実現できれば、思考スピードが飛躍的に改善されるでしょう。
4. ひとつひとつの課題
お客様のひとつひとつの課題を解決するお手伝いをするような「ソリューションカンパニー」は既に数多く存在します。ネクストマジックは、全ての課題に共通するプロセスの効率化にのみフォーカスし、数多くのお客様の課題解決能力を劇的に早くすることを狙いとしています。
5. 最初の課題
まずは、情報インフラ・通信インフラの最適化を考えていきたいと思います。少しずつ取り扱う情報レイヤーを上げていって、最終的には全ての情報の流れに「ネクストマジックならではのエッセンス」を追加して、効率化を図ることを目標とします。
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