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Microsoft Officeのバージョンを複数入れて、Officeを立ち上げようとすると、インストーラが出ることがある。

Answer

まず、複数のOfficeバージョンは共存出来ます。Microsoftのナレッジはここです。「Office 2010 スイートおよび Office 2010 プログラムを、他のバージョンの Office を実行しているコンピューターで使用する方法について」

このナレッジでは、Officeを4バージョン共存させる方法が載っています。基本は古いバージョンのOfficeからインストールすること、です。

以前起動したバージョンと違うOffice(例えばWord)を開くとWindowsのインストーラが出るのは、起動するアプリケーション(winword.exe)が自分自身のバージョンと登録されているOfficeバージョンの違いを検知して、MSIの修復インストールを走らせるためです。

また、このナレッジでも紹介されているようにアプリケーションの仮想化も非常に有効な解決策として知られています。代表的なものは、Citrix XenApp、マイクロソフト App-V です。(アプリケーションの仮想化やデスクトップ仮想化にお悩みの方は、弊社にお問い合わせ下さい。)

なお、Windowsのインストーラが同じバージョンなのに、インストーラが起動してしまう場合には、つぎのナレッジをお試しください。

「Microsoft Office 2010 Professional Plus が起動のたびに構成される」

さきほどのナレッジにも記載がありましたが、レジストリ
HKCU\Software\Microsoft\Office\14.0\Word\Options 
にNoRereg(=再登録はしない)という設定値を書き込み、明示的にアプリケーション起動時の強制修復を停止させるといった解決策です。

詳細は、MSのナレッジに委ねます。