ホットスポット仮設サービスを開始

印刷

2002年8月6日

ホットスポットをオンデマンドで仮設出来るサービス、ネクストマジックが提供を開始

株式会社ネクストマジック(本社:東京都台東区、社長:萩原 州)は、このたび、イベント・セミナー会場や飲食店などで誰でも即座に無線LAN アクセスサービス(ホットスポットサービス)を導入できるソリューション「クールスポット(COOLSPOT )」の提供を開始します。

昨 年来、無線LAN でインターネットに自由にアクセスできるホットスポットが日本各地に出現し、未だに増加の一途をたどっています。この流れにあわせて、ベンダー各社から ホットスポット構築用のスターターキットが発売されましたが、これらのキットの多くはADSL や光ファイバーなどのブロードバンド回線を必要とするものでした。これらは通信回線工事の手間がかかるだけでなく、専門知識を必要とするために、一般ユー ザには導入がとても困難でした。また、通信回線の「契約」が必要なことも、ホットスポット導入のネックになっていました。

ネクストマジックでは、そのような問題を全て解決するため、インターネット接続回線に無線ネットワークを採用したサービス「クールスポット」を提供いたします。

クー ルスポットには、IEEE 802.11b 準拠の無線LAN ルーターとインターネット接続用のPHS 通信カード(通信回線契約とISP 契約済み)が含まれています。このため、クールスポットを利用すると、PHS の電波圏内であれば、どなたにでも簡単にホットスポットサービスを開設することができます。お客様側での「回線工事」「通信契約」は一切不要です。無線 ルーターの電源を入れると2 分間程度で、見通し半径50m 程度のエリアにホットスポットが構築されます。

クールスポットに含まれ るPHS は、DDI ポケットのAirH“または日本通信のb-mobile になります。通信速度は最大128kbps (b-mobile は圧縮プロキシー機能で200kbps 相当)です。PHS の128kbps は昨今のブロードバンド回線に比べると見劣りするかもしれませんが、インターネットカフェや既存のホットスポットでは殆どの利用者がブロードバンドコンテ ンツを利用せず、メールやBBS といったテキストの書き込みのみをしている現状を鑑みると、128kbps でも十分な速度感を得られることは理解に難くないでしょう。特に、現在大流行の兆しを見せているインスタントメッセージ等のP2P アプリケーションでは、速度よりも常時接続であることのほうが重要になります。

去る6 月に行われたFIFA ワールドカップでは、開催地の一つである大分県内のホテルと空港において、開催期間中に限定したホットスポットサービスが、クールスポットによって稼動し ていました。クールスポットは撤去も簡単であることから、このようにある特定の期間限定のイベントにも非常に適しています。

(1)クールスポットのレンタル料金
AirH“パッケージ:1 日5,000 円、1 ヶ月2 万5,000 円
b-mobile パッケージ:1 日4,500 円、1 ヶ月20,000 円

(2)クールスポットの構成内容
・無線LAN ルータ(NAPS-02 )
・通信回線契約済みのPHS カード(AirH”またはb-mobile )

写真:無線LAN ルータ(NAPS-02 )
A5 サイズ、重量は480g (PHS カード含む)

【株式会社ネクストマジック】
代表者萩原 州(代表取締役社長)
資本金1,000 万円
設立2001年6月5日
事業内容
・無線インターネットインフラ構築のコンサルティング
・インターネット接続機器の技術開発
URL https://nextmagic.jp/

【この件に関するお問合わせは下記までお願いいたします】

株式会社ネクストマジック:郷野
TEL: 03-5827-1090 / FAX: 03-5827-1093 / e-mail: このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください